「ウイルス対策ソフトウェア」の版間の差分

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== 概要 ==
 
== 概要 ==
  
東京大学の情報倫理・コンピュータ利用ガイドラインでは全てのマシンにウイルス対策ソフトウェアをインストールすることが求められています。
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東京大学の情報倫理・コンピュータ利用ガイドラインでは全てのコンピュータに適切なウイルス対策を行うことが求められています。
ウイルス対策ソフトウェアのインストールが難しい機器の対応については下記の分類を参考にして対策を行ってください。
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具体的な対策としては個人用のパソコンについてはウイルス対策ソフトウェアの利用になりますが、
USBメモリ経由でウイルスに感染するケースも多くなっていますので、ネットワークに接続していない端末も含めて必ずウイルス対策を行ってください。
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それだけで全てのウイルスが防げるわけではありませんので常にセキュリティに注意してコンピュータを利用する必要があります。
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ウイルスはUSBメモリ経由で感染するケースもありネットワークに接続していない端末も含めて対策を行う必要があります。
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情報倫理・コンピュータ利用ガイドラインは以下の東京大学情報倫理ガイドラインのウェブページで参照できます。
  
 
* [https://www.u-tokyo.ac.jp/adm/cie/ja/ 東京大学情報倫理ガイドライン]
 
* [https://www.u-tokyo.ac.jp/adm/cie/ja/ 東京大学情報倫理ガイドライン]
  
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== Windows のウイルス対策について ==
  
== 大学所有のパソコンのウイルス対策について ==
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Windows 8 以降については OS にウイルス対策機能が含まれています。
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ウイルス対策機能はデフォルトで有効になっていますので、無効にすることなくパソコンを利用してください。
  
大学の所有するパソコンについては以下のマイクロソフトEESライセンスのウイルス対策ソフトウェアを利用していただくことが可能です。
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=== Mac OS X のウイルス対策について ===
マイクロソフトEESライセンスでは、利用にあたってライセンスキーの入力や利用本数の管理などは必要ありません。
 
  
* '''System Center Endpoint Protection'''(Windows版、Mac版)
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Mac OS X では別途ウイルス対策ソフトウェアのインストールが必要となります。
** Windows 7、Mac OS 10.10 以降に対応しています
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以前は全学で契約しているマイクロソフトEESライセンスでのMac OS X用のウイルス対策ソフトウェアの利用が可能でしたが、
** Windows 8 以降については同等のものが OS に含まれているのでインストール不要です
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現時点では各自が用意する必要があります。
  
マイクロソフトEESライセンスの利用方法については以下のページを参照してください。
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情報基盤センターでは1台あたり年1000円の負担金で利用可能なウイルス対策ソフトウェアの配布が行われています。
 
 
* [https://www.ut-portal.u-tokyo.ac.jp/wiki/index.php/UTokyo_Microsoft_License_for_University_PC UTokyo Microsoft License for University PC]
 
  
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* [http://www.software.itc.u-tokyo.ac.jp/security/vb.html コンピュータウイルス対策ソフトウェアの配布について]
  
 
== ウイルス対策ソフトウェアのインストールが難しい機器の対応について ==
 
== ウイルス対策ソフトウェアのインストールが難しい機器の対応について ==
  
ウイルス対策ソフトウェアは利用者が誤って誤って悪意のあるソフトウェアを実行してしまった場合に、それが既知の悪意のあるソフトウェアであれば実行を阻止し被害を未然に防ぐものです。ウイルス対策ソフトウェアのインストールが難しい機器については、そういったウイルス対策ソフトウェアの対象となるような問題がそもそも発生しないような利用方法をしていただく必要があります。具体的には、そういった問題の発生する可能性がある行動とは、ウェブ閲覧、メールの読み書き、オフィスソフトによるドキュメントの編集などとなります。ソフトウェアのインストールやUSBメモリの利用についてはあらかじめの別の環境でウイルススキャンを行うことで問題を未然に防ぐことが可能です。
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ウイルス対策ソフトウェアは利用者が誤って悪意のあるソフトウェアを実行してしまった場合に、それが既知のソフトウェアであれば実行を阻止し被害を未然に防ぐものです。ウイルス対策ソフトウェアのインストールが難しい機器については、そういったウイルス対策ソフトウェアの対象となるような問題がそもそも発生しないような利用方法をしていただく必要があります。具体的には、問題の発生する可能性がある行動とは、ウェブ閲覧、メールの読み書き、オフィスソフトによるドキュメントの編集などとなります。ソフトウェアのインストールやUSBメモリの利用についてはあらかじめの別の環境でウイルススキャンを行うことで問題を未然に防ぐことが可能です。
  
 
=== Linux パソコン ===
 
=== Linux パソコン ===
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* 提供元不明のアプリを利用しない
 
* 提供元不明のアプリを利用しない
  
 
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== 私物のパソコンのウイルス対策について ==
 
== 私物のパソコンのウイルス対策について ==
  
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* Mac
 
* Mac
 
** [http://www.sophos.com/ja-jp/products/free-tools/sophos-antivirus-for-mac-home-edition.aspx Sophos Anti-Virus for Mac Home Edition]
 
** [http://www.sophos.com/ja-jp/products/free-tools/sophos-antivirus-for-mac-home-edition.aspx Sophos Anti-Virus for Mac Home Edition]
 
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== 情報基盤センターのライセンスの一括契約ついて ==
 
 
これまで理学系研究科では情報基盤センターで提供されているウイルス対策ソフトウェアの一括契約を行っていましたが、
 
2013年度をもって契約を終了しました。
 
 
現在情報基盤センター提供のウイルス対策ソフトウェアをインストールし利用されている方につきましては、
 
2013年度中にアンインストールし、上記のSystem Center 2012 Endpoint Protectionをインストールして利用していただけますようご協力よろしくお願いいたします。
 
 
これまで理学系研究科で情報基盤センターと契約していたソフトウェアは以下の通りです。
 
 
* ウイルスバスター(日本語版、英語版、コーポレートエディション)
 
* Sophos Anti-Virus(Windows版、Mac版)
 
* Symantec Endpoint Protection(Windows版、Mac版)
 
 
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[[Category:情報システムチーム]]
 
[[Category:情報システムチーム]]

2020年4月21日 (火) 15:11時点における版

情報システムチーム > ウイルス対策ソフトウェア

1 概要

東京大学の情報倫理・コンピュータ利用ガイドラインでは全てのコンピュータに適切なウイルス対策を行うことが求められています。 具体的な対策としては個人用のパソコンについてはウイルス対策ソフトウェアの利用になりますが、 それだけで全てのウイルスが防げるわけではありませんので常にセキュリティに注意してコンピュータを利用する必要があります。 ウイルスはUSBメモリ経由で感染するケースもありネットワークに接続していない端末も含めて対策を行う必要があります。

情報倫理・コンピュータ利用ガイドラインは以下の東京大学情報倫理ガイドラインのウェブページで参照できます。

2 Windows のウイルス対策について

Windows 8 以降については OS にウイルス対策機能が含まれています。 ウイルス対策機能はデフォルトで有効になっていますので、無効にすることなくパソコンを利用してください。

2.1 Mac OS X のウイルス対策について

Mac OS X では別途ウイルス対策ソフトウェアのインストールが必要となります。 以前は全学で契約しているマイクロソフトEESライセンスでのMac OS X用のウイルス対策ソフトウェアの利用が可能でしたが、 現時点では各自が用意する必要があります。

情報基盤センターでは1台あたり年1000円の負担金で利用可能なウイルス対策ソフトウェアの配布が行われています。

3 ウイルス対策ソフトウェアのインストールが難しい機器の対応について

ウイルス対策ソフトウェアは利用者が誤って悪意のあるソフトウェアを実行してしまった場合に、それが既知のソフトウェアであれば実行を阻止し被害を未然に防ぐものです。ウイルス対策ソフトウェアのインストールが難しい機器については、そういったウイルス対策ソフトウェアの対象となるような問題がそもそも発生しないような利用方法をしていただく必要があります。具体的には、問題の発生する可能性がある行動とは、ウェブ閲覧、メールの読み書き、オフィスソフトによるドキュメントの編集などとなります。ソフトウェアのインストールやUSBメモリの利用についてはあらかじめの別の環境でウイルススキャンを行うことで問題を未然に防ぐことが可能です。

3.1 Linux パソコン

  • 外部から侵入されないように適切な管理を行う
  • セキュリティアップデートを適用し脆弱性のない最新版のソフトウェアを利用する
  • 不要なポートを開放しない

3.2 実験機器などでウイルス対策が困難なパソコン

  • メール・ウェブ・オフィスソフトなどパソコン的利用を行わない
  • USB メモリは事前に別のパソコンでウイルスチェックをしてから利用する

3.3 サーバ

  • セキュリティアップデートを適用し脆弱性のない最新版のソフトウェアを利用する
  • メール・ウェブ・オフィスソフトなどパソコン的利用を行わない

3.4 スマートフォン、タブレット

  • root 権限を取得するなどの危険行為を行わない
  • 提供元不明のアプリを利用しない