困ったときは

提供: 東京大学理学系研究科wiki
2013年8月30日 (金) 14:40時点におけるShitami.junichiro (トーク)による版
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1 有線ネットワークについて

1.1 突然ネットワークがつながらなくなった

今までネットワークが使えていた環境で、突然ネットワークがつながらなくなる原因として最も多いのはLANケーブルのループ配線です。 1本のLANケーブルの両端を同じスイッチに接続してしまうことによってサブネット全体に障害を起こします。 問題が発生し始めた時間帯の前後に接続の変更やLANケーブルの整理をしたところがある場合にはループが発生していないか確認をしてみてください。 未使用のケーブルを抜けてしまっていると勘違いして気を利かせてつないでしまうなどということが多々あるようです。部屋がきれいに整頓されているとケーブルの状況もわかりやすくなり問題を未然に防ぐことができます。

1.2 情報コンセントにLANケーブルを接続してもネットワークが使えない

理学系研究科のネットワークは専攻・施設(もしくは研究室)ごとにサブネットが分かれています。各部屋の情報コンセントはその部屋の利用者の所属のサブネットに接続されるように設定されています。 部屋の利用者が変わった場合や、その部屋でこれまでネットワークを使っていなかった場合には設定が必要です。専攻施設ごとの申請方法については初めて理学系研究科のサービスを利用される方へ#有線ネットワークの利用を参照してください。

1.3 突然IPアドレスが取得できなくなった

DHCPサーバの不正接続の可能性があります。まず、原則として理学系研究科ではユーザによるNATや無線LANの設置は禁止となっております。 ブロードバンドルータや無線ルータ(Time Capsule含む)を不適切な設定で接続することで専攻・施設のサブネット全体でIPアドレスの取得に問題が発生する可能性があります。

1.4 IPアドレスが取得できない

学内のネットワークに接続する機器は適切に管理する必要があります。 理学系研究科の端末管理システムで管理を行っている場合には、無線LANを利用する際に自動的に機器の登録が行われます。 端末管理システムについて詳しくは端末管理システムのページを参照してください。

専攻施設ごとの申請方法については初めて理学系研究科のサービスを利用される方へ#端末の管理およびIPアドレスの設定を参照してください。

1.5 情報コンセントがない

各部屋に最低一つは情報コンセントが整備されているはずです。 場所が分からない場合にはお問い合わせいただければ参考程度ですが図面上の位置をお伝えします。

1.6 内装工事で情報コンセントを移動する(増設する)

個別の工事などで情報コンセントの場所などに変更があるとネットワークの状況が把握できなくなってしまいますので、内装工事を行った際には工事業者に図面を提出していただき、情報システムチームにも提出してください。 また、情報コンセントを増設する場合には事前に相談をしてください。設備の都合で必ずしも対応できるわけではありません。基本的な考え方については次の項目を参照してください。

1.7 パソコンが2台あるので(もしくは情報コンセントが遠いので)情報コンセントを2つ使いたい

基本的には各部屋につき情報コンセントは一つとさせていただいております。 複数のネットワーク(VLAN)を利用する場合には追加で設定を行いますが、室内で複数台のパソコンを接続する場合は室内にスイッチ(ハブ)を設置して配線を行ってください。 建物の設備として部屋に情報コンセントが複数ある場合もありますが、基幹ネットワーク設備には限りがあるため全ての情報コンセントがネットワーク機器に配線されているわけではありません。

1.8 理学系研究科の所属ではありませんが理学系研究科の部屋を利用しています

セキュリティポリシーやインシデント対応が部局ごとに行われていることもあり、東京大学では基本的に所属の部局のネットワークを利用することになっています。 UTnetの建物間VLANのサービスを利用することで、他の建物で利用しているネットワークを理学系の建物で利用することが可能です。 申請は所属の部局のUTnet担当者からUTnetに行っていただく必要があります。

2 無線ネットワークについて

2.1 利用方法がよくわからない

無線LAN利用の手引きのページをご覧ください。

2.2 私の部屋にはアクセスポイントが設置されていません

無線LANのアクセスポイントは理学系研究科の建物全体に電波が届くように適切な間隔で設置しています。 同じ室内にアクセスポイントが設置されていなくても無線LANを利用することは可能です。 配置の問題で電波の強度が非常に低い場所(かつ利用者の需要がある場所)については若干の調整を検討しますが、基本的には追加でのアクセスポイントの設置は困難です。 特に2.4GHz帯の電波は非常に少ない帯域を共有して使う仕組みとなっており、むやみにアクセスポイントの数を増やすと干渉などにより現状より無線LANの状況が悪化してしまいます。

3 その他サービスについて

3.1 学外から接続したい

理学系研究科では、自宅などの学外から接続するサービスとしてVPN接続サービスSSL-VPN接続サービスを提供しています。 学内のネットワークからのみに閲覧が制限されているウェブページを閲覧したい場合には、ブラウザから利用できるSSL-VPN接続サービスが利用可能です。 所属の専攻・施設(および研究室)のネットワークに接続して、内部のサーバへの接続などを行う場合にはVPN接続サービスをご利用ください。

3.2 メールアドレスを取得したい

メールアドレスは各専攻施設ごとにドメインがありアカウントが発行されています。 専攻施設ごとの申請方法については初めて理学系研究科のサービスを利用される方へ#メールアドレスの取得を参照してください。

3.3 大学の業務システムが使いたい

大学の各業務システムについては東大ポータルで説明されています。 システムごとに部局担当者の説明などもありますので、そちらを参照ください。

4 問い合わせ

上記の内容も含めて問い合わせについては情報システムチームまでメールでお願いいたします。

ネットワーク障害の調査などを依頼される場合には以下の情報を合わせてお知らせください。 利用者やMACアドレスなどの詳細な情報によって、ネットワーク機器のログなどから原因の調査が可能となる場合も多くありますので、ご協力お願いいたします。

日時:
場所(部屋):
利用している情報コンセント(有線LANの場合):
端末の利用者(特に無線LANの場合):
MACアドレス:
症状:
確認のために試した内容: