廃棄
大学において発生する廃棄物は、一般家庭で発生するごみとは異なる取扱いが必要です。とりわけ、実験・研究活動などで発生する、有害な化学物質を含有する廃棄物については、特に厳重な管理・取扱いが求められます。個人や研究室など、その発生源で適切な分別や処理をすることが大切です。次のサイトを参照し、定期的に適切に廃棄してください。
- 東京大学の廃棄物の取扱(環境安全研究センターサイト)
- 容器を洗浄する場合、3次洗浄水までは化学的有害廃棄物扱いで廃液として処理する必要がありますので、排水しないようご注意ください。
理学系における担当や扱いについては以下を参照ください。
1 実験系廃棄物
1.1 廃液・固形廃棄物
まず 化学的有害廃棄物分別早見表を参考に、分別ください。
- 週に1回、定期的に回収しています。定期回収の日時と場所
- 廃液は指定ポリ容器に、固形物はバーコードシールを貼ったポリエチレン袋で小分けし蓋付きポリバケツに入れ、「実験系廃棄物処理依頼伝票」を貼って回収場所までお持ちください。
- 排出者は、環境安全研究センターの講習を受け、資格を取得すること。
- <問い合わせ先、ポリ容器や処理依頼伝票の入手先>:経理課経理チーム(管理業務担当) 内線27920、keiri-k.s@gs.mail.u-tokyo.ac.jp
1.2 水銀系廃棄物
- 年に4回、回収しています。メールにて通知しますので、排出予定数量を各専攻・施設等で取りまとめのうえ回答ください。
- 電池や蛍光灯もこちらになります。
- <問い合わせ先>:経理課経理チーム(管理業務担当) 内線27920、keiri-k.s@gs.mail.u-tokyo.ac.jp
1.3 廃棄試薬
購入時の容器に残った薬品や、試薬名がはっきりしているものについては、廃棄試薬となり、年に2回回収します。研究室の化学物質担当者宛てに通知します。
- 廃棄試薬の回収について
- <問い合わせ先>: 環境安全管理室 内線28868、kankyo.s@gs.mail.u-tokyo.ac.jp
1.4 実験系プラスチック・実験系ガラス
- 付着物や残液の無い状態にしたうえで、生活系廃棄物とは区別して排出してください。
- 付着物が取れない場合は、化学的有害廃棄物の固形廃棄物として、廃棄してください。
1.5 医療系、感染性廃棄物
感染性廃棄物とは、「人が感染し、若しくは感染するおそれのある病原体が含まれ、若しくは付着している廃棄物又はこれらのおそれのある廃棄物」です。
- 注射針、注射筒、医療用と紛らわしい手袋、シャーレについては、感染性廃棄物として扱います。
- <問い合わせ先>:各専攻の安全担当、東京医療クリーン事業協同組合 03-3799-8523(東京大学一括契約先)
2 大型廃棄物
- 年に1、2回「不用物品回収」にて回収しています。
- 中に化学的有害物質が含まれていないか確認すること。
- 実験で使用した化学物質や、オイル等を除去、洗浄することができる場合は上記回収に出すことができます。
- 冷蔵庫、エアコンについては、フロンが入っている場合があります。家庭用であれば上記回収に出すことができます。業務用の物は、メーカーや販売店に問い合わせ、適切に廃棄してください。
- <問い合わせ先>: 各専攻事務、経理課経理チーム(調達業務担当)keiri-c.s@gs.mail.u-tokyo.ac.jp
3 生活系廃棄物
キャンパスごとに分別ルールがあります。 環境安全研究センターの生活系廃棄物サイトを参照し適切に分別し、リサイクルにご協力ください。
- <問い合わせ先>: 各専攻事務、経理課経理チーム(調達業務担当)keiri-c.s@gs.mail.u-tokyo.ac.jp