「感染症対策」の版間の差分
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== 消毒用アルコールの設置 == | == 消毒用アルコールの設置 == |
2023年3月31日 (金) 16:22時点における版
目次
理学系研究科等において、実施している感染症対策および、注意事項についてまとめます。
Website in English: Infectious Disease Control Measures
1 消毒用アルコールの設置
理学系において用意している消毒用アルコールは、アルコール濃度が58%のもので消防法上の危険物(アルコール濃度が60%以上のものが対象)には該当しません。なお、残りが少なくなったら、防災センター(理学部1号館西棟1階南側)に容器を持参し、補充してください。
1.1 設置場所(建物入口、事務室等)
- 2020年2月25日設置
- ディスペンサーと必要な所には設置台を配布
- 手指消毒用アルコール設置場所.pdf
- 2号館・3号館・小石川植物園にはポリタンクを配布(補充は環境安全管理室)
1.2 設置場所(講義室)
- 2020年6月22日(月)設置
- 非接触型自動アルコール噴霧器
1.3 設置場所(トイレ前など)
- 2020年6月25(木)設置
- 追加対応として本郷浅野地区の建物と近隣の遠隔地の建物各階のトイレ前またはエレベータ前に設置します。
2 非接触型体温計の配布
- 2020年6月2日に配布
- 非接触型体温計配布場所.pdf
- 非接触型体温計の使い方と検温後の対応(Wordファイル)
- 検温の方法ポスター(PPT):体温計のそばに置き活用ください。詳細は「非接触型体温計の使い方と検温後の対応」を確認ください。
3 二酸化炭素濃度計(CO2センサー)の配布
対面会議や授業等において「換気の悪い空間」を改善するための判断材料としてCO2センサーを購入いたしました。各専攻・施設の規模に応じた数量を配付しますので、事務室・会議室・講義室など密になりやすそうな空間でお試しください。 なお、本製品は”1200ppm以上”で警告アラームが鳴動しますが、厚生労働省はビル管理法に基づき室内CO2濃度は”1000ppm以下”に設定されてますことご承知おきください。
- 製品仕様(取説抜粋)
- 充電方式:microUSB
- 充電時間:約4~5時間
- 使用時間:約9時間
- 校正:自動校正・手動校正
- 参考サイト
換気の悪い密閉空間を改善するための換気の方法(東京都福祉保健局・厚生労働省)
4 講義室等利用時の感染症対策
授業実施に向けて、前後ならびに隣の人との距離を概ね2m確保し、着席可能な座席が分かるようなレイアウトにしました。また、室内換気の循環方式と収容可能人数を表扉に掲示しました。講義室の窓とドアは可能な限り常に開けておくなど講義室の室内換気の徹底にご留意ください。
また、職場での洗面所での歯磨き時に感染症が拡大しているという報告もあることから、歯磨き時は以下の点にご留意ください。
5 消毒作業用品の準備
- 緊急換気用(給排気式送風機・排気ダクト)
- 感染症用防護服、レインスーツ、N95マスク、ゴーグルなど
- 消毒薬剤(11-15%次亜塩素酸ナトリウム液・10%塩化ベンザルコニウム)
- 規制線
6 感染防止対策における注意事項
6.1 消毒用アルコールを使用する際の注意事項
60%以上のアルコールは、消防法上の危険物に該当します。使用する場合は次のことにご注意ください。
- 火気の近くで使用しない。
- スイッチなどの電気接点に直接吹きかけない。
- 容器に詰め替えるときは、漏れ、あふれ又は飛散に注意する。容器に「火気厳禁」などの注意事項を記載する。
- 容器を設置または保管する場所は、直射日光が当たる場所や高温となる場所は避ける。
- 室内の消毒や容器詰め替えなどによりアルコールの可燃性蒸気が滞留する恐れがある場合は、通気性のよい場所や換気が行われている場所で行う。また、密閉した室内等で多量の消毒用アルコールの噴霧は避ける。
- 消毒用アルコールの取扱いについて(東京消防庁ウェブサイト)
※参考 工学系研究科・情報理工学研究科環境安全管理室
6.2 次亜塩素酸ナトリウム液を使用する際の注意事項
使用する場合は次のことにご注意ください。
- 眼や皮膚に対する刺激が強いため、手洗いなど人に対しては使用しないでください。
- 樹脂製(ビニールなど)の手袋を使用してください。
- 消毒液が皮膚や衣服についた場合は、直ちに水で洗い流してください。
- 使用する際は、十分に換気を行ってください。
- 金属に対しては腐食性がありますので、使用後にしっかりと水で拭き取ってください。
- 酸性の強い洗剤と混ぜると有毒ガスが発生しますので注意してください。
- 直射日光の当たるところや、高温の場所には置かないでください。
- 人がいる空間への噴霧に関する注意事項について(厚生労働省ウェブサイト)
6.3 飛沫感染防止対策用のビニルシート等を設置する場合の注意事項
研究室や実験室等にビニルシートなどを設置する場合は、次のことに注意してください。
- 火気や高温(ヒーター、白熱電球など)の近くを避ける。
- スプリンクラーヘッドや火災感知器等の消防用設備等の障害にならないようにする。特に天井から吊り下げる場合は、天井付近を開けて、散水や火災の感知の障害にならないようにする。
- できるだけ燃えにくい(難燃性)のシートなどを使用する。
- 理学部1号館は高層建築物のため、防炎素材のものが必要になる場合があります。
- ビニールシート等を設置する場合の注意(東京消防庁ウェブサイト)
※参考 工学系研究科・情報理工学研究科環境安全管理室